“荔枝”の読み方と例文
読み方割合
れいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芍藥培ひ得て全きも牡丹とならず、龍眼甚だ美なるも荔枝れいしの味をなさずであるが、併し芍藥は芍藥の清艶、龍眼は龍眼の甘美をなすのである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
夏蜜柑なつみかんの冷やしたのが、丸い金色の切り口を上へ向けて、切子硝子きりこガラス果物盃カップの中にうずまっている。一さじほどの荔枝れいしのジャム。チューブからしぼりだした白い油絵具のような、もったりとした生牛脂クレエムフレェシュ
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)