茨掻ばらが)” の例文
鋭い爪で茨掻ばらがきに引っ掻きまわしたのか、あるいは鈍刀なまくらの小さい刃物で滅多やたらに突き斬ったのか、その辺はよく判らないとのことであった。
半七捕物帳:10 広重と河獺 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)