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若干金
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いくら
ふりがな文庫
“
若干金
(
いくら
)” の例文
しかもその日、晩飯を食わせられる時、道具屋が、めじの刺身を
一臠
(
ひときれ
)
箸
(
はし
)
で挟んで、鼻のさきへぶらさげて、東京じゃ、これが一皿、じゃあない、一臠、
若干金
(
いくら
)
につく。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
若干金
(
いくら
)
か、旅費を出して、東京から私を呼ぶったって……この土地の人は、土地流の、土地能の、土地節の、土地謡の方が大した自慢でね、時々九段や、猿楽町……震災で焼けたけれど
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
若干金
(
いくら
)
でも。」と待合の女中に
囁
(
ささや
)
く。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“若干”で始まる語句
若干
若干里
若干銭
若干個
若干宛
若干日
若干錢