芥子玉けしだま)” の例文
着物は尋常の二子ふたこ唐桟とうざんといったようなのを着け、芥子玉けしだましぼりの頬かむりで隠したかおをこちらに突き出している。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
鷲づかみにした芥子玉けしだまの手拭いでグイグイと頸すじの汗を拭いながら