“舟行燈”の読み方と例文
読み方割合
ふなあんどん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猪牙船ちょきがそのお茶の水の真ッ暗な水上をすべって行くと、寝ていた黒い頭巾の男は、やおら掻巻かいまきねのけて、ふッ……とみよし舟行燈ふなあんどんを吹き消しました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)