“ふなあんどん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舟行燈50.0%
船行燈50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猪牙船ちょきがそのお茶の水の真ッ暗な水上をすべって行くと、寝ていた黒い頭巾の男は、やおら掻巻かいまきねのけて、ふッ……とみよし舟行燈ふなあんどんを吹き消しました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
猪牙のみよしにおいてある船行燈ふなあんどんだけがぽちりと明るいだけだった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)