舟型帽カラーブリク)” の例文
うなじのところに小さい切れ目のある(そこから金ピカの頭巾アチーポックが覗いてゐたが、それには極々ちひさい、黒い仔羊皮アストラハンの角が前と後ろへ一つづつ突き出てゐた)舟型帽カラーブリクをかぶり
やがてまたもや、誰かが遠くから路を降りて来る……青い波蘭婦人服クントゥーシュをひらひらと翻しながら……頭には金色の舟型帽カラーブリクが輝やいてゐる……。彼女あれだ! 魔法使コルドゥーンは窓ぎはへ犇と身を擦り寄せた。