“舅殿（しゅうとどの）” の例文
「舅殿（しゅうとどの）にも、いまはお覚悟のときでしょう。これまでの盟約などにとらわれているのは愚のいたりです。あの大軍、ここの小勢、守れるものではありません」
私本太平記：11 筑紫帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「別れておっても、去り状はやってないから、やっぱり夫婦、舅殿（しゅうとどの）の讐も打たし、妹婿の讐も打たす」
南北の東海道四谷怪談 (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)