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自烈
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じれ
ふりがな文庫
“
自烈
(
じれ
)” の例文
君はいつも自身の文章を讀み返すと、凡ての過去そのものの如く、いつそ
自烈
(
じれ
)
つたいといふ氣を起した。君は一切の過去を棄却しなければならないとした。容易ならぬ人間の脱皮だ。
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
そんなに考へていらつしやるの。早く帰らないといけませんわ。美奈子が、淋しがつてゐるのですもの。歩きながらでは、話せないなんて、一体どんな話なの! 早く言つて御覧なさい! まあ、
自烈
(
じれ
)
つたい人ですこと。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
そんなに考えていらっしゃるの。早く帰らないといけませんわ。美奈子が、
淋
(
さみ
)
しがっているのですもの。歩きながらでは、話せないなんて、一体どんな話なの! 早く言って御覧なさい! まあ、
自烈
(
じれ
)
ったい人ですこと。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
烈
常用漢字
中学
部首:⽕
10画
“自烈”で始まる語句
自烈度
自烈体