“膿瘡”の読み方と例文
読み方割合
のうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが藤原の家に起り来りつつある多年の矛盾、撞着、滑稽、紛糾、圧迫、争闘、それが膿瘡のうそうとなり、癌腫がんしゅとなって、今日まで呪われて来た報いが、あんな坊主にわかってたまるものか。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)