脛毛すねげ)” の例文
お庄は、気味のわるいもののように、鼻の高い、びんの毛の薄い、その大きな顔や、脛毛すねげまばらな、色の白い長いそのあしなどを眺めながら、母親の方へ片寄って、飯を食いはじめた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)