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脛巾
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はゞき
ふりがな文庫
“
脛巾
(
はゞき
)” の例文
強い、若い、とは言へ
嫵
(
ひきつ
)
けるやうに美しい女同志が、赤い
脛巾
(
はゞき
)
を當てゝ、吾儕の側を勇ましさうに漕いで通つた。それは
榮螺
(
さゞゑ
)
を取りに行つて歸つて來た舟だつた。
伊豆の旅
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
(定重は奧へゆかんとする時、奧より佐々木高綱は
頭髻
(
もとどり
)
を切りたる
有髮
(
うはつ
)
の
僧形
(
そうぎやう
)
。直垂の袴をくゝりて
脛巾
(
はゞき
)
をはきたる旅姿にて笠を持ち出づ。あとより薄衣、與一、六郎、小萬等は打
凋
(
しを
)
れて送り出づ。)
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
脛
漢検1級
部首:⾁
11画
巾
常用漢字
中学
部首:⼱
3画
“脛巾”で始まる語句
脛巾金