脊負おぶ)” の例文
と悪者三人相談して、勾引かどわかしたおえいを脊負おぶいまして、此処を逐電致しましたが、悪事というものはのがれ難いもので、再び追手に掛りますというお話になります。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
鳶の清五郎は雞小屋の傍まで、私を脊負おぶって行ってれた。
(新字新仮名) / 永井荷風(著)