胎児はらご)” の例文
旧字:胎兒
その前後から漁師の女房は妊娠して翌年の夏になって出産したが、それは醜い女の児で、そのうえ、顔には魚の胎児はらごのような赤い斑点があり、頭髪も縮れていた。
鮭の祟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)