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耆婆扁鵲
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ぎばへんじゃく
ふりがな文庫
“
耆婆扁鵲
(
ぎばへんじゃく
)” の例文
つまり人間の体内に
耆婆扁鵲
(
ぎばへんじゃく
)
以上の名医が居て、それが場合に応じて極めて微妙な調剤を行って好果を収めるらしいというのである。
マーカス・ショーとレビュー式教育
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
耆婆扁鵲
(
ぎばへんじゃく
)
の神剤でもとても
癒
(
なお
)
りそうもなかった二葉亭の数年前から持越しの神経衰弱は露都行という三十年来の希望の満足に
拭
(
ぬぐ
)
うが如く忽ち
掻消
(
かきけ
)
されて
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
誰が呼んだのかわかりませんが、息の絶えてしまった者には、「
耆婆扁鵲
(
ぎばへんじゃく
)
」も施しようがありません。
銭形平次捕物控:089 百四十四夜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
が、半分化石し掛った思想は
耆婆扁鵲
(
ぎばへんじゃく
)
が如何に
蘇生
(
よみがえ
)
らせようと骨を折っても再び息を吹き返すはずがない。
四十年前:――新文学の曙光――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
耆
漢検1級
部首:⽼
10画
婆
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
扁
漢検1級
部首:⼾
9画
鵲
漢検1級
部首:⿃
19画
“耆婆”で始まる語句
耆婆