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老爺
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としより
ふりがな文庫
“
老爺
(
としより
)” の例文
田舎からの湯治客らしい二人の
老爺
(
としより
)
が、晴々しく、物珍らし気な微笑をたゝへて、そこから出て来た。彼等は、景色について愉快さうに話しあうてゐた。
環魚洞風景
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
保羅が、門の前で大きな声で叫ぶと、すこし離れた別棟の小屋の戸があいて、
提灯
(
ちょうちん
)
をさげた、六十ばかりの
老爺
(
としより
)
がびっこをひきながら出て来て、ひどく大儀そうに門をあけた。
キャラコさん:05 鴎
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
どこか好色そうな
老爺
(
としより
)
だった。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
“老爺”で始まる語句
老爺様
老爺染