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老媼
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ばあや
ふりがな文庫
“
老媼
(
ばあや
)” の例文
毎朝の御出勤にも、旦那様の洋杖奥様持ちて送り出たまへば、奥様がお穿きものの注意、旦那様より
老媼
(
ばあや
)
に与へらるるほどの御心入り。
今様夫婦気質
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
「両親が早く亡くなって、家には
老媼
(
ばあや
)
一人しかいないものですから、来ることができないのです。」
封三娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
といって、袖の中から
剪刀
(
はさみ
)
を出して喉を突いた。
老媼
(
ばあや
)
はびっくりして剪刀をもぎとったが、血は傷口から溢れ出て襟を
沽
(
うるお
)
した。老媼はそれで珊瑚を大成の叔母にあたる王という家へ
伴
(
つ
)
れていった。
珊瑚
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
弟は
老媼
(
ばあや
)
にいいつけて子供を抱いて来さした。周はそれを見て
成仙
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
媼
漢検1級
部首:⼥
13画
“老媼”で始まる語句
老媼茶話