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翹望
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まちもう
ふりがな文庫
“
翹望
(
まちもう
)” の例文
翌日の新聞は、
隅田川
(
すみだがわ
)
の満潮と、川開の延期とを伝えた。
水嵩
(
みずかさ
)
が増して危いという記事は、
折角
(
せっかく
)
翹望
(
まちもう
)
けた娘達をガッカリさせた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
とにかく、兄の方で、よくよく困った場合ででもなければ、こんな請求の仕方も
為
(
す
)
まいと想像された。そして、小泉の一族の上に、何となく暗い雲を
翹望
(
まちもう
)
けるような気がした。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“翹望”の意味
《名詞》
翹 望(ぎょうぼう)
首を長くすること。強く待ち望むこと。
(出典:Wiktionary)
翹
漢検1級
部首:⽻
18画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“翹望”で始まる語句
翹望者