“翠葉花”の読み方と例文
読み方割合
すいようか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人はそこへ上がったが、欄干らんかんから往来をながめていると、内裏だいりへ入って行く宮内府の役人がしきりに目につく。——みな頭巾やかんむりのはしにこの日は“翠葉花すいようか”というかざししていたからである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)