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羅門
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らもん
ふりがな文庫
“
羅門
(
らもん
)” の例文
そして、海辺の渡し口に立っている
鮑
(
あわび
)
売りの加山
耀蔵
(
ようぞう
)
に何かささやくと、
嬉色
(
きしょく
)
をみなぎらして、すぐにまた、
羅門
(
らもん
)
塔十郎の宿所へ引っ返して行った。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼のうしろには、彼の
硬
(
こわ
)
ばった
峻厳
(
しゅんげん
)
よりも、もっと冷々として理智的な、
羅門
(
らもん
)
塔十郎の眼が蛍いろに光っていた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
取做
(
とりな
)
して言った声は、
羅門
(
らもん
)
塔十郎であった。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“羅門”で始まる語句
羅門氏
羅門塔十郎