羅紗笠らしゃがさ)” の例文
そばにいた小李広しょうりこうの花栄は、これを聞くと、手馴れの弓に矢をつがえて、はッしと放った。花栄の神技、狙いはあやまたず、盧俊儀ろしゅんぎがかぶっていた羅紗笠らしゃがさ緋纓ひぶさをブンと射切った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)