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縷紅新草
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るこうしんそう
ふりがな文庫
“
縷紅新草
(
るこうしんそう
)” の例文
「
縷紅新草
(
るこうしんそう
)
」は、先生の生前発表せられし最後のものにして、その完成に
尽
(
つく
)
くされし努力は既に
疾
(
やまい
)
を内に潜めいたる先生の肉体をいたむる事深く、その後再び机に
対
(
むか
)
われしこと無かりしという。
遺稿:01 「遺稿」附記
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
「
縷紅新草
(
るこうしんそう
)
」は、先生の生前発表せられし最後のものにして、その完成に
尽
(
つく
)
くされし努力は既に
疾
(
やまい
)
を内に潜めいたる先生の肉体をいたむる事深く、その後再び机に
対
(
むか
)
われしこと無かりしという。
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“縷紅新草”の解説
『縷紅新草』(るこうしんそう)は、泉鏡花の短編小説。鏡花の最後の作品で、1939年(昭和14年)の『中央公論』7月号に掲載された。久しぶりに故郷・金沢に帰郷し墓参りをする初老の主人公「辻町糸七」に、自身の思いを仮託しながら、病苦をおして執筆した幽玄的な作品である。この作品を発表した2か月後の9月7日に鏡花はこの世を去った。
(出典:Wikipedia)
縷
漢検1級
部首:⽷
17画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画