縮緬頭巾ちりめんずきん)” の例文
内蔵助は、茶色の縮緬頭巾ちりめんずきんを被ったまま眠るのだった。次の間の若者組のほうは、寝つきが早く、すぐ静かになるが、上之間のほうでは、ごほんごほんとせきの声がなかなか絶えない。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)