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縫箔
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ぬひはく
ふりがな文庫
“
縫箔
(
ぬひはく
)” の例文
集まつたのは近所の衆と、昔染吉の先代が使つた
縫箔
(
ぬひはく
)
の職人だけ。耳の遠い婆さんと染吉とたつた二人の世帶は、主人が死ぬと火の消えた淋しさです。
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そのころ西隣へ
縫箔
(
ぬひはく
)
を内職にする家がこしてきてそこの息子の富公といふのがあらたに同級になつた。
銀の匙
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
三譽妙清樣小石川
御屋形江御上
(
おんやかたへおんあが
)
り之節
縫箔
(
ぬひはく
)
の振袖、其頃の小唄にたんだ振れ/\六尺袖をと唄ひし物
是也
(
これなり
)
、享保十一年
丙辰
(
へいしん
)
六月七日死、生年不詳、家説を以て考ふれば寛文年間なるべし
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
縫
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
箔
漢検準1級
部首:⽵
14画
“縫箔”で始まる語句
縫箔屋