編笠一蓋あみがさいっかい)” の例文
肺病のある上へ、驚いたがきっかけとなって心臓を痛めたと、医者がさじを投げてから内証は証文を巻いた、但し身附の衣類諸道具は編笠一蓋あみがさいっかいと名づけてこれをぶったくり。
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)