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緋縮緬
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ひじりめん
ふりがな文庫
“
緋縮緬
(
ひじりめん
)” の例文
なまめかしい
緋縮緬
(
ひじりめん
)
のしごきでくるくると
結
(
ゆ
)
わえてある二人の死体を、漸く船の上に引揚げながら、何ごころなく灯りの下へ持ち運ぼうとした刹那! パッとその
船龕燈
(
ふながんどう
)
の灯りが消えました。
旗本退屈男:10 第十話 幽霊を買った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
燃え立つような
緋縮緬
(
ひじりめん
)
の襦袢一つにくるまった、透きとおるほど色の白い、水々しい高島田の手足と胴体が、まるで蜻蛉か蝗でも引千切ったかのように腰の
番
(
つが
)
いからフッツリと切離されたまま
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
縮
常用漢字
小6
部首:⽷
17画
緬
漢検準1級
部首:⽷
15画
“緋縮緬”で始まる語句
緋縮緬小褄