“網干”の読み方と例文
読み方割合
あぼし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも腰抜け彌八は名前通り物柔らかだが、漁師崩れの網干(あぼし)七平と来ちゃ、同じ口説くんでも荒っぽいから大変で
この家は何べんも縁組みしているからよく分らないのだが、姫路市網干(あぼし)の中川というのは川辺からの分家であって、何代か前にちょっとすぐれた人が出ている。これが祖父の弟なわけである。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
播州(ばんしゅう)には那波屋(なばや)殿という倹約の大長者がいるから、よそながらそれを見ならって性根をかえよ、と一滴の涙もなく憎々しく言い切って、播州の網干(あぼし)というところにいるその子の乳母の家に追い遣(や)り
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)