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經師屋
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きやうじや
ふりがな文庫
“
經師屋
(
きやうじや
)” の例文
新字:
経師屋
田原町の
經師屋
(
きやうじや
)
東作、四十年輩の氣のきいた男ですが、これが描き
菊石
(
あばた
)
の東作といはれた、
稀代
(
きだい
)
の兇賊と知る者は滅多にありません。
銭形平次捕物控:075 巾着切の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
が同じ屋敷に出入中の、久吉と言ふ
經師屋
(
きやうじや
)
と、用人の
檜木
(
ひのき
)
官之助といふのが、それを嗅ぎ出し、長い間私を
脅
(
おど
)
かし、三千兩を奪ひ取らうとして居る。
銭形平次捕物控:303 娘の守袋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一軒は
經師屋
(
きやうじや
)
。下職の九郎七、三十過ぎのちよいとした男ですが、貧乏
業平
(
なりひら
)
で、大したことは出來ません。
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「娘にちよつかひを出してゐる
經師屋
(
きやうじや
)
の吉三郎の野郎だつて娘から聞いてゐないとは言はれません」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
三千兩は手近に隱してあるに違ひないと思つたから、無理に此家を明けさせて入つたら、
經師屋
(
きやうじや
)
の久吉——今は屑屋をして居るが、あの男も私の眞似をして入つて來た。
銭形平次捕物控:303 娘の守袋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
言ふんだい、彦兄イ。向島だの、三百八十兩だのと——俺はもう惡事とは縁切りさ。三年前から堅氣になつて、近頃では左官の彦兵衞と同じやうに通用する
經師屋
(
きやうじや
)
の東作だ。
可怪
(
をかし
)
な事を
銭形平次捕物控:075 巾着切の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
經師屋
(
きやうじや
)
の吉三郎——てんで、飛んだ二枚目さ、へツ/\/\」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
經師屋
(
きやうじや
)
東作殺しの下手人、神妙にせい」
銭形平次捕物控:075 巾着切の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
經
部首:⽷
13画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“經師”で始まる語句
經師