絵紙鳶えだこ)” の例文
を立てて恋をするのは、火事頭巾かじずきんかぶって、甘酒を飲むようなものである。調子がわるい。恋はすべてをかす。角張かどばった絵紙鳶えだこ飴細工あめざいくであるからは必ず流れ出す。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)