“絵島丸”の読み方と例文
読み方割合
えじままる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして道を開いて、衣嚢かくしから「日本郵船会社絵島丸えじままる事務長勲六等倉地三吉くらちさんきち」と書いた大きな名刺を出して葉子に渡しながら
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
遠く海のほうを見ると税関の桟橋にもやわれた四そうほどの汽船の中に、葉子が乗って帰った絵島丸えじままるもまじっていた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)