紫衣束帛しえそくはく)” の例文
そこで宋主(真宗)は日本の国体に嘆美あたわず、又寂照の風神才能に傾倒の情を発して、おおいにこれをよろこび、紫衣束帛しえそくはくを賜わり、上寺じょうじにとどめ置かせたまいて号を円通大師と賜わった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)