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糢糊
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ぼんやり
ふりがな文庫
“
糢糊
(
ぼんやり
)” の例文
徒
(
ただ
)
は坐ッていられぬように、そして柱に懸けた薄暗い姿見に
対
(
むか
)
い、
糢糊
(
ぼんやり
)
写る
己
(
おの
)
が笑顔を
覗
(
のぞ
)
き込んで、あやすような真似をして、片足浮かせて床の上でぐるりと回り
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
扉は壞れて中には枯松葉が散つてゐるだけで、神體はなかつた。其處からは曲りくねつた海を越し山を越して、四國の屋島や五劒山が幽かに見えるのだが、今日は光が煙つて海の向うは
糢糊
(
ぼんやり
)
してゐた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
“糢糊”の意味
《名詞》
糢糊 (もこ)
はっきりとしないさま。
(出典:Wiktionary)
糢
部首:⽶
16画
糊
漢検準1級
部首:⽶
15画