こうじ)” の例文
白味噌は辛味噌からみると、大豆とこうじとがかっていて塩が少ないために、甘酒ほどではないが、甘味のかった味噌である。
生き烏賊白味噌漬け (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
六日町にて白米八斗に塩鮭やこうじなどをあがない、人夫を雇いて都合五人で元の山路を帰ったところ、霧の為に路に迷い、谷間に露営して翌日午の刻頃宝川に帰着した本人の直話を長々と書き記してある。
利根川水源地の山々 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
昔はこうじ室かなんか、なんの悪意もなく造った地下室でしょう。