粉骨碎身ふんこつさいしん)” の例文
新字:粉骨砕身
味方のためには眼も耳もおしむで、問はず、聞かず、敵のためには粉骨碎身ふんこつさいしんをして、夜の目も合はさない、呼吸いきもつかないで働いた、それが事実であるか! いや、感心だ、恐れ入つた。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)