“簒逆”の読み方と例文
読み方割合
さんぎゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いま、漢室のえいたる陛下が、仇を討つなら、魏をこそ討つべきで、その簒逆さんぎゃくの罪も正し給わず、呉へ戦いを向けられては、大義を知らず、小義にはやる君かなと、一世のもの笑いにもなりましょう。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
簒逆さんぎゃくの賊、これにありしか」と、馳け迫って
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)