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筒袖
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つつっぽう
ふりがな文庫
“
筒袖
(
つつっぽう
)” の例文
と、
煙草入
(
たばこいれ
)
を取り出した。茶色の、皮か紙か判然しないもので、
股引
(
ももひき
)
に差し込んである上から
筒袖
(
つつっぽう
)
が
被
(
かぶ
)
さっていた。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうして、口を
利
(
き
)
かない。突っ立ったまま自分の方をぎろりと見た。まるで強盗としきゃあ思えない。やがて、カンテラを
抛
(
ほう
)
り出すと、
釦
(
ボタン
)
を
外
(
はず
)
して、
筒袖
(
つつっぽう
)
を脱いだ。股引も脱いだ。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“筒袖”の解説
筒袖(つつそで)は、字が示す通り筒状の衣服の袖の形態の一つであるが、洋服は全て袂(たもと)のない細い筒袖であるため、通常和服の袖の形態をさす。明治時代には洋服の袖も筒袖と呼ぶことがあった。
(出典:Wikipedia)
筒
常用漢字
中学
部首:⽵
12画
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“筒袖”で始まる語句
筒袖姿
筒袖式
筒袖単衣
筒袖絆纏
筒袖羽織