竹皮包かわづゝみ)” の例文
少し待ってろ、其の間にどうせ山越しで逃げなければ成らぬから、草鞋わらじに紐を付けて、竹皮包かわづゝみでも宜いから握飯むすびこしらえて、松魚節かつぶしるからな、食物くいものの支度して梅干なども詰めて置け
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)