竈突くど)” の例文
竈突くどに土鍋をかけて粥を炊き、なけなしの鳥目をはたいて、何年か前の塩ぶりか、石のように固くなったのを買ってきて、焼いて向付けにし、すぐでもとりこめるように
奥の海 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)