稜毛のげ)” の例文
彼はもういっそ消えてしまいたいように俯伏して、稜毛のげの逆立った古畳に顔を埋めてしまった。
半七捕物帳:08 帯取りの池 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)