“秩父絹”の読み方と例文
読み方割合
ちぢぶぎぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深々と顎（あご）を埋（うず）め、襟（えり）の掛った秩父絹（ちぢぶぎぬ）の袷（あわせ）、塩垂れてはいるが、赤い可愛らしい帯、すらりと裾（すそ）を引いて、草履の足音も、ホトホトと力がありません。
銭形平次捕物控：058 身投げする女 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)