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ささめ
ふりがな文庫
“
私語
(
ささめ
)” の例文
見物席のそこらここらから笑い
私語
(
ささめ
)
く声が聞えたが、
有繋
(
さすが
)
は紅葉である、少しも
周章
(
とっちら
)
ないで舞台へ来ると、グルリと後ろ向きになって
悠然
(
ゆうぜん
)
として紺足袋を脱いだ。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
心から
滲
(
にじ
)
みだす自分の声と彼女の
絃
(
いと
)
のふるえとが、一つものに溶け合って、泣きもし、笑いもし、
私語
(
ささめ
)
きもし、恋以上のあらぬ情慾などはすっぱりと忘れてしまうのだった。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“私語”の意味
《名詞》
私語(しご)
ささやき合うこと。ひそひそ話をすること。
沈黙すべき場で、仲間内で勝手に話をすること。
(出典:Wiktionary)
“私語”の解説
私語(しご)とは厳粛な場において、その場を取り仕切っている人物に断りなく、場の流れを乱すような会話をすること。学校での授業中や職場での勤務中など喋ってはいけない状況でメンバー同士が勝手に会話をすることを指すことが多い。
(出典:Wikipedia)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“私語”で始まる語句
私語合
私語騒然