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私窩子
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じごく
ふりがな文庫
“
私窩子
(
じごく
)” の例文
使ひ彼女自身も赤い肩巻に格子縞の Basque といふ
私窩子
(
じごく
)
型通りの服装をして彼女の唄の内容を芝居がゝりで補つたものだが
ダミア
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
魚頭をつぎ、鱗をふく(宗八の言にありますね。)
私窩子
(
じごく
)
でもやってるのじゃないか、と思った。
風丰
(
ようす
)
がまた似ていました。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「よけいなお世話だ。
面
(
つら
)
を見るのもムカつくわ。すべた、
私窩子
(
じごく
)
、消えて失せろ。この部屋に寝るのはゆるさん」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
使い彼女自身も赤い肩巻に格子縞の Basque という
私窩子
(
じごく
)
型通りの服装をして彼女の唄の内容を芝居がかりで補ったものだが
巴里の唄うたい
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
私窩子
(
じごく
)
のやるせない憂さ晴しである。あざれた恋の火傷の痕である。死と戯れの凄惨である。暗い場末の横町がそこに哀しくなすり出される。燐花のように無気味な青い瓦斯の洩れ灯が投げられる。
巴里の唄うたい
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
窩
漢検1級
部首:⽳
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“私窩”で始まる語句
私窩児