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福々爺
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ふくふくや
ふりがな文庫
“
福々爺
(
ふくふくや
)” の例文
と附足して、やさしい眼で女を見遣った時は、前の
福々爺
(
ふくふくや
)
になっていた。女はただ
頭
(
かしら
)
を下げて無言に恩を謝するのみであった。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
屈託無げにはしているが
福々爺
(
ふくふくや
)
の方は
法体
(
ほったい
)
同様の大きな艶々した
前
(
まえ
)
兀頭
(
はげあたま
)
の中で何か考えているのだろう、にこやかには繕っているが、其眼はジッと女の下げている
頭
(
かしら
)
を
射透
(
いすか
)
すように見守っている。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
臙脂屋は涙を収めて
福々爺
(
ふくふくや
)
に
還
(
かえ
)
り、
叮寧
(
ていねい
)
に
頭
(
かしら
)
を下げて
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
福
常用漢字
小3
部首:⽰
13画
々
3画
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
“福々”で始まる語句
福々