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神禰宜
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かんなぎ
ふりがな文庫
“
神禰宜
(
かんなぎ
)” の例文
五社明神の
階段
(
きざはし
)
に腰かけて、こう呟きながら童顔の
眦
(
まなじり
)
をつぶった老翁は、即ちここの荒れ宮を守る
神禰宜
(
かんなぎ
)
の
橘左典
(
たちばなさでん
)
であった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
見ると、白昼の如き神前に、
神禰宜
(
かんなぎ
)
の左典と白衣の人が上段下段に木太刀をつけて、火を
摺
(
す
)
るような荒稽古。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
床
(
ゆか
)
しき
短檠
(
たんけい
)
の明り、百巻の兵書、何さまただの
神禰宜
(
かんなぎ
)
の部屋づくりとは見えぬ。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
禰
漢検準1級
部首:⽰
19画
宜
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
“神禰宜”で始まる語句
神禰宜左典