“神使（かみつかい）” の例文

いかにや聴水。かくわれ曹（ら）が計略に落ちしからは、爾（なんじ）が悪運もはやこれまでとあきらめよ。原来爾は稲荷大明神（いなりだいみょうじん）の神使（かみつかい）なれば、よくその分を守る時は、人も貴（とうと）みて傷（きずつ）くまじきに。

こがね丸 (新字旧仮名) ／ 巌谷小波(著)

けれども早くから稲荷に狐は神使（かみつかい）となっている。

魔法修行者 (新字新仮名) ／ 幸田露伴(著)

“神使”の意味

《名詞》

神の使い（使者）。
(出典:Wiktionary)

“神使”の解説

神使（しんし）は、神道において神の使者（使い）もしくは神の眷族で神意を代行して現世と接触する者と考えられる特定の動物のことである。「神の使い（かみのつかい）」「つかわしめ」「御先（みさき）」などともいう。時には、神そのものと考えられることもある。その対象になった動物は哺乳類から、鳥類・爬虫類、想像上の生物まで幅広い。
(出典:Wikipedia)

神	常用漢字 小３ 部首:⽰ 9画
使	常用漢字 小３ 部首:⼈ 8画