祗園ぎをん)” の例文
なんなら祗園ぎをんのまん中にでも、光悦くわうえつ蒔絵まきゑにあるやうな太いやつが二三本、玉立ぎよくりつしてゐてくれたら、猶更なほさら以て結構だと思ふ。
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
と思ふと、忽ち又町になる。殊に今云つた建仁寺けんにんじの竹藪の如きは、そののち祗園ぎをんを通りぬける度に、必ず棒喝ぼうかつの如く自分の眼前へとび出して来たものである。……
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)