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祖母君
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おほばぎみ
ふりがな文庫
“
祖母君
(
おほばぎみ
)” の例文
森の
祖母君
(
おほばぎみ
)
此頃わが
悩
(
なやみ
)
みとらむとて、しばし留まりゐ給ひしが、今宵講釈のあれば、夜も更けなむ、われこそ共に往きて寝めとて、楼に登り給ひぬ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
森の
祖母君
(
おほばぎみ
)
は俊の病を看護しに来てゐた人だと云ふ。
森全応恭忠
(
もりぜんおうきようちゆう
)
の妻、枳園の母ではなからうか。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
壁に倚りゐて
傍
(
かたはら
)
を見れば、森の
祖母君
(
おほばぎみ
)
宵よりのいたつきにや疲れ給ひけむ、かかる騒がしき中にして、ゐながらに眠りて、物も知らでぞおはする。うらやましの祖母君や。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
“祖母”で始まる語句
祖母
祖母様
祖母谷
祖母子
祖母上
祖母屋
祖母樣
祖母石