“祇園社”の読み方と例文
読み方割合
ぎおんしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塀の外はすぐ円山まるやま公園につづく祇園社ぎおんしゃの入口に接近しているので、暖かい、ゆく春の宵を惜しんで、そぞろ歩きするらしい男女の高い笑い声が、さながら歓楽にあふれたように聞えてくるのである。
黒髪 (新字新仮名) / 近松秋江(著)