せき)” の例文
愛欲生活に充たされていた元始の人間はおのずからに催情的の芳香を、呼吸の中に持っていたと、せき学エロイスが説いている。その芳香を夜の間だけ、満知姫も持っていたのであろう。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)