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碧色
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みどりいろ
ふりがな文庫
“
碧色
(
みどりいろ
)” の例文
碧色
(
みどりいろ
)
の艶をさへ帶び、娘の蒼白い顏は、不意を喰つたにしては、少し深刻な恐怖を刻んで、美しさを破壞しない程度乍らも、物凄く
歪
(
ゆが
)
んで居ります。
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
傾いた陽が斜めからさして、透明な
碧色
(
みどりいろ
)
にぼかされた山なみの上に、蔵王の雪が
鴇色
(
ときいろ
)
に輝いていた。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
頸動脈
(
けいどうみゃく
)
から
噴出
(
ふきだ
)
した血は、首から襟へ胸へと、ほとんど半身をひたして、
碧色
(
みどりいろ
)
の艶をさえ帯び、娘の蒼白い顔は、不意を喰ったにしては、少し深刻な恐怖を刻んで、美しさを破壊しない程度ながらも
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
碧色
(
みどりいろ
)
に光つて居ります。
銭形平次捕物控:260 女臼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“碧色”で始まる語句
碧色海岸